薬とおさらば?運動療法という画期的な治療方法!


薬は良し悪しがあります

うつ病の治療は薬しかないと考えていませんか?確かに、症状がひどいとやむを得ず薬に頼る場合もあります。また、不眠症に悩まされているときには睡眠薬も一緒に処方されたりします。しかし、薬は症状を抑えるだけではなく、副作用の可能性があることも視野に入れてください。中には依存症になってしまい薬を手放せなくなる人や、薬漬けでかえって症状が悪化したという人もいます。薬だけに頼るのは、命にかかわる危険性もあるのです。薬に頼らない治療の1つに、運動療法という方法があります。

症状が落ち着いているときに、積極的に体を動かす!

症状が落ち着いていると感じたら、軽いストレッチや散歩などで体を動かしてみましょう。運動療法といって、体を少しでも動かすことによって体力を回復させていきます。体を動かすのだから、体力を消耗するのでは?と考える人もいるかもしれません。しかし、うつ病になると無気力になってしまい、何もせずにボーっとしている時間のほうが長くなります。その時間にかえって体力は落ちていってしまうのです。積極的に体を動かして体力を維持させることで、うつ病を改善させるという研究結果も出ています。

運動療法には注意点もあります

うつ病治療に有効な運動療法ですが、注意点があります。それは、気力も体力も落ちきった状態でいきなり運動を始めると、関節痛や骨折のリスクが高まることです。また、うつ病の症状がひどいときに無理して動こうとする使命感を持ってしまうと、心への負担も大きくなってしまいます。あくまでも症状が落ち着いているときに、体がなまっているのなら軽い運動から始めるようにしましょう。

TMSは、うつ病の治療の一つ。脳の特定部位に磁気をあてることで、改善を期待するものです。患者への負担が少ないこともあり、注目されている治療法です。

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